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COREFIT開発ストーリー

肌を美しくすることは、深部血流を高めること。
栄養が届くことで、自らの力で発芽し、成長する。つまり、肌表面からではなく、
皮下からの肌をつくりだす力を高めることこそが、
深部から肌が生まれ変わり(Deep turn over)をして、細胞の力を高めることができる。
これを自分のちからで、実現すること("成形"すること)。
この結論に至った背景は、「肌の表面からのアプローチでお顔が変わらなかった」からでした。

無添加・低刺激化粧品からのスタート

2005年創業時、お客様の多くは、敏感肌やアトピーなどお肌が弱い方がとても多かったため、皮膚科医が提唱する無添加化粧品を推奨しました。その時わかったことは、肌も体と同じで体調がすぐれないときに、食事を制限するようにスキンケアでは何もしないということでした。本来、人間の肌には自分で自分の肌を作り出す力があるから、極力肌に刺激を与えないということです。

しかし現実問題、お肌の弱い方は、自分の肌を作り出す細胞の力が弱いため、肌の代謝の乱れが生じ、角化異常が起こっていました。その結果、「無添加で低刺激の化粧品をフルラインを使っても肌が乾燥する」「肌がごわごわしてなじまない」「肌につけるとしみる」など、十分な効果が得られなかったのです。

そこで、肌の表面からのアプローチでお顔が変わらないことに限界を感じた私は、肌や身体の内側に目を向けるようになりました。その時、わかったことは、肌だけを見ていてはダメで、細胞を健康にするためには、血流や食べ物が大事、ということです。そして当時、ライフワークプログラムを開発し肌の改善が進みました。

筋肉から美しさへのアプローチ

その後、多くのお客様と接するうちに、実は、お悩みの大半の原因は、皮膚ではなく、筋肉の衰えによる「たるみ」であることがわかってきました。目の下の窪み、深くなるほうれい線、顔の垂れ下がりなど顔のプロポーション崩れを指摘されたのです。実態を調べていくと、加齢と共に顔の筋肉が弱まり、筋肉が瘦せ細っていく方が多いことに気づかされました。あるいは、表情癖や食いしばりなどで偏った筋肉の使い方により筋肉が凝り固まることで、顔のゆがみを引き起こしている方も多くいらっしゃいました。

そこで、問題は肌表面でなく筋肉だと悟った私たちは、「スマイルワーク」の開発を始めました。顔のコリ固まりをほぐして血流を良くし、筋肉を育てる表情筋エクササイズです。1日1か所5分のスマイルワークを続けることでコリがほぐれ「たるみ」が改善され、肌のツヤが良くなったと、多くのお客様から喜びの声をいただきました。このスマイルワークを通し、筋肉を動かすことで、深部からの血流が良くなることで、健康的な美しさに肌も同時に変わっていくこと、そして変化する自分自身に自信が持てるようになり、表情や顔の動きが豊かになって美しさを増すことも発見しました。

FACE-POINTER、誕生

多くの女性の顔が変わっていく中で、継続できない方がいることも分かってきました。長続きしない1つは「効果が出せないこと」からだと思われました。実際に、顔が変わらない方の特徴として「笑顔がつくれない(口角が上がらない)」など、筋肉のコリや筋膜癒着が強かったのです。結果、筋肉の可動域が狭められ、思うように筋肉が動かせない状態でした。

そのため私たちは2018年、溜った老廃物やしつこいコリ・筋膜癒着を剥がす「FACE-POINTER」を開発しました。ピンポイントで適切な圧を押し続けことで、筋肉のコリにアプローチし、お客様の本来の持つ力を最大限に引き出し、健康的なお肌と理想のプロポーションへ導いてくれる機器です。これは、筋膜リリースを臨床現場で活用されている理学療法士の先生との共同開発で、顔に適切な筋膜リリースを再現した「700g」というバネ圧によるもので、リンパ節や筋膜へのアプローチで、滞ったリンパを流しながら筋膜の癒着を剥がせるようになりました。

加えて、この刺激は「創傷治癒」による効果も期待できることがわかり、再生医療の研究に詳しい医学博士と新理論「ディープターンオーバー・ディープワークアウト」を発表いたしました。肌の母細胞が活性化するため、健康的なターンオーバーが行われるようになり、肌色がワントーン明るくなり、本来の美しさが戻ってくるようになりました。

完全ハンズフリー「FACE-PLAYER」開発

スマイルワークや美顔器によるお手入れがが長続きしないもう1つの理由は「面倒くさい」からだと思われました。何かと忙しい現代社会において、5分と言えど、毎日時間をつくって スマイルワークを行うのは難しいのです。お顔を変えるためには、顔を動かし続けることが大事です。そして、「筋肉を鍛え」、「継続できない」を解消する「FACE-PLAYER」を開発しました。

「顔全体の筋肉を動かす」、「動かすべき筋肉を動かす」かつ、お客様がご使用になる間も他のことができるように「ハンズフリー」にしました。さらにお客様に継続していただくには、お顔に装着しても「気持ち良く、筋肉も鍛えられる」、そんな周波数を探して再現する必要がありました。3年にわたる実証・検証の末、20Hzといった低周波や、美容業界でよく使われている干渉波といった周波数ではなく、医療施設やリハビリ施設で使われる複合高周波にたどり着きました。筋肉を鍛えるには低周波が必要ですが、実は低周波だけでは筋肉に辿り着けません。そのため高周波で筋肉へ到達させ、そこで低周波を使って筋肉運動させるのです。これまでのデータと経験を元に、最適の周波数を追求しました。さらに、気持ち良さを追求し、波形にもこだわり、滑らかな振動を与えてくれる正弦波を使用することにしました。

「成形凸凹理論」への進化

FACE-POINTERやFACE-PLAYERを使い続けると、顔は本来のちからを取り戻し、美しい顔立ちを作り出してくれます。コロナを通じ、顔の見た目にお悩みの方が増えてくる中で、私たちは、美しい顔づくりを中心に置きなおし、理論を再構築することと致しました。

美しい顔をつくるときに、皮膚表面だけに囚われていると、期待する結果が得られないことがあります。顔は、骨、筋肉、筋膜、脂肪、リンパ、神経…と、体と同じように作られています。美しさの重要な要素の1つである「輪郭」は、筋肉や脂肪の変化によるものの影響が強いです。そうした解剖学的な視点をもって、顔を自らの手で作っていく。これを我々は「成形」、と呼び、楽しみながら成形にチャレンジしていくための技術や材料を開発しなおしました。成形とは、「統一のあるものにかたちづくること。一つの形につくりあげること。出典:精選版 日本国語大辞典」。COREFITでは、顔づくりの総称として、成形という言葉を使用しております。

スキンケアの位置づけも大きく変え、成形のための材料=「成形材」として、顔づくりを楽しむための材料に意味づけなおし、2022年9月にリニューアルを行いました。

商品・技術・理論開発者
鳴海 えな

日本の化粧品技術は当初、欧米から技術を輸入し、広がりました。その技術は、欧米人の肌質や骨格をベースにしていたため、どうしても日本人の柔らかい皮膚と平たい骨格には不向きでした。なんとか、日本人の肌・顔にあった商品や技術を作りたいと思い、取り組んできました。
どこの企業も、皮膚表面へのアプローチを試みます。私たちも2006年頃の創業当時はそうでした。しかし皮膚表面だけでは、日本人らしい美しさは得られないだけでなく、肌トラブル自体がなかなか解決しなかったのです。

20年近く、様々な顔とお悩みに向き合う中で気づいたこと。それは、日本人にあった美しさを作るためには、皮膚表面だけではなく、筋肉・筋膜・リンパ、そしてなにより脂肪を大事にすること。このためにスキンケア商品があること。 こうした背景から、COREFITのスキンケアは単なる化粧品ではなく、顔づくりのためのスキンケアへと進化し、成形を楽しむための「成形材」として広がっています。

一人でも多くの女性が、COREFITを通じて、自分らしい美しい顔づくりにチャレンジされることを願っております。